2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧
『ねずみ女房』を書いたゴッデンは、1907年にイギリスで生まれました。この本を翻訳した石井桃子が生まれたのは、偶然ですが1907年。そしてその前年、1906年に、ノルウェーの劇作家イプセンが亡くなりました。 イプセンは、社会劇の傑作といわれる『人形の家…
うちの家は祖母(80代)・父(60代)・母(60代)・私(20代)の4人家族。政治的意見はみなバラバラです。 完全に右派・外国人嫌い・政治は男にまかせよという主張の祖母、そこまで偏ってはないけど保守の父、時々によって揺れ動く母、リベラルなわたし。 わ…
わたしが『ねずみ女房』という絵本で一番美しいと思うのは、めすねずみが「星を見た」場面です。この瞬間のことを何と形容していいのか、自分ではうまい表現が浮かびません。 しかし、茨木のり子の詩に、まさにこの瞬間を言い表している言葉を見つけました。…
わたしはけっこう自然や動物の本を読むのが好きで、そのおかげかゴキブリなど忌み嫌われる昆虫もヘーキ。 そしてアジアの屋台で飯を食う際には常にハエと共存していたため、ますます鍛えられたように思います。 虫ぐらいムシしないと旅はできない。あ、もち…