TRAVELER'S JOURNAL

世界一周経験者による、本・旅・アートの記録

「メルボルンからの鉄道の旅」掲載のお知らせ

「旅blog」にて下記記事を掲載いただきました。 メルボルンからの鉄道の旅【ジーロン・ベンディゴ・キャッスルメイン】 | 旅blog 美術館を中心に、メルボルンから小旅行をしたときの記録です。 オーストラリア社会は多文化主義。 同性婚も認められ、民族も男…

「ブックタウン・フェスティバル探訪記」掲載のお知らせ

「旅blog」にて下記の記事を掲載いただきました。 オーストラリアで「読書の秋」を満喫!【Clunes Booktown Festival探訪記】 | 旅blog オーストラリアでの古書探索、幸せな1日でした。 もちろん数冊購入、その結果バックパックはさらに重みを増したわけで、…

「メルボルンで屋外アートを究める!」掲載のお知らせ

「旅blog」にて以下の記事を掲載いただきました。 メルボルンで屋外アートを究める!【ストリート編】 | 旅blog メルボルンで屋外アートを究める!【光のビーチ・神秘の森編】 | 旅blog 趣味に全力疾走しながら書いた二本ですが、アートについてはまだまだ書…

「メルボルン三大動物園をゆく」掲載のお知らせ

「旅blog」にて下記記事を掲載いただきました。 メルボルン近郊・三大動物園をゆく! 【オーストラリア固有種と出会う旅】 | 旅blog ワーホリでオーストラリアに来て、動物園の会員になって三大動物園を制覇する暇人はそんなにいないのではないか……と自負? …

「ゴールド・ラッシュの町へ」掲載のお知らせ

「旅blog」にて下記記事を掲載いただきました。 ゴールド・ラッシュの町へ【オーストラリア、金鉱の歴史をめぐる旅】 | 旅blog オーストラリアに来るにあたって関連本を何冊か読みましたが、群を抜いて面白かったのが『オーストラリア歴史の旅』。 ここで得…

「ワーホリ・留学に適した都市、メルボルン」掲載のお知らせ

「旅blog」にて下記記事を掲載いただきました。 私がワーホリ・留学にはメルボルンが向いていると思う3つの理由 | 旅blog メルボルンには素敵なカフェやミュージアムもたくさんあって、ほどよい都会という感じ。大人向けの都市といえるかもしれません。 も…

「旅と留学・ワーホリのちがい」掲載のお知らせ

「旅blog」にて、下記の記事を掲載いただきました。 旅行と留学・ワーホリのちがい ~世界一周からワーホリへ | 旅blog 書き終わったとき、旅でのさまざまな出会いが、わたしの人生を進めたり寄り道させたり後戻りできない道に追いやったりしているんだなと…

ワーホリブログ 開設のお知らせ

ひと月以上更新がとどこってしまいました。 日々があわただしく過ぎ、季節はいつのまにか……夏。 私は今、南半球にいます。 *** バックパックをかついで日本を離れ、7か月ぶりの旅の空。ワーキング・ホリデーでオーストラリアにきました。 TRAVEL NOTEの…

【BOOK】星を見た人生 ⑶ ーノラの場合

『ねずみ女房』を書いたゴッデンは、1907年にイギリスで生まれました。この本を翻訳した石井桃子が生まれたのは、偶然ですが1907年。そしてその前年、1906年に、ノルウェーの劇作家イプセンが亡くなりました。 イプセンは、社会劇の傑作といわれる『人形の家…

【DIARY】わが家の選挙模様

うちの家は祖母(80代)・父(60代)・母(60代)・私(20代)の4人家族。政治的意見はみなバラバラです。 完全に右派・外国人嫌い・政治は男にまかせよという主張の祖母、そこまで偏ってはないけど保守の父、時々によって揺れ動く母、リベラルなわたし。 わ…

【BOOK】星を見た人生 ⑵ ー生がぎらりと光るとき

わたしが『ねずみ女房』という絵本で一番美しいと思うのは、めすねずみが「星を見た」場面です。この瞬間のことを何と形容していいのか、自分ではうまい表現が浮かびません。 しかし、茨木のり子の詩に、まさにこの瞬間を言い表している言葉を見つけました。…

【ART】わが愛しのファーブル ⑴ ー今森光彦 切り紙の世界展

わたしはけっこう自然や動物の本を読むのが好きで、そのおかげかゴキブリなど忌み嫌われる昆虫もヘーキ。 そしてアジアの屋台で飯を食う際には常にハエと共存していたため、ますます鍛えられたように思います。 虫ぐらいムシしないと旅はできない。あ、もち…

【BOOK】星を見た人生 ⑴ ーある主婦の不倫のおはなし?

昨今おおはやりの「不倫」に関連するはなしです。 イギリスのルーマー・ゴッデンという女性が書いた、「ねずみ女房」という絵本があります。素朴な絵と、やわらかい文章で構成された絵本です。そんなかわいらしい絵本なんですが、 「これは不倫を奨励する本…

【BOOK】ベトナムに死す ⑵ ーあるベトナム人女性の日記

今日、昨年の夏ベトナムを訪れた際に買った本を読み終わりました。 『Last Night I Dreamed of Peace』 これは、ゲリラ兵の看護に当たっていた20代半ばのベトナム人女性の日記です。 《So many people volunteered to sacrifice their whole lives for two w…

【PHOTO】ベトナムに死す ⑴ ー戦場カメラマン・沢田教一展

昨年の7月、日差しが照りつける真夏のベトナムを訪れました。 ラオスからバスでハノイに入り、フエ、ホイアン、ニャチャン、ホーチミン市とひたすら南下。そのあとカンボジアに抜けました。 王宮都市フエで思い出すのは、王宮近くの屋台で定食をうまいうま…

【ART】郵便配達人との再会 ⑵ ー欲望のコレクション

アメリカのボストン美術館は、主に個人の寄贈や寄付によってコレクションの拡充を続けているそうです。 上野のボストン美術館展は、日本美術を集めたアーネスト・フェロノサをはじめ、数々のコレクターの紹介がなされているのが大きな特徴といえましょう。寄…

【ART】郵便配達人との再会 ⑴ ーボストン美術館の至宝展

真昼の上野、ほっこりと懐かしい気持ちになったのは、アメリカで出会ったある人物と再会したからです。 東京都美術館「ボストン美術館の至宝展」に飾られた、「郵便配達人」ことジョゼフ・ルーラン、そしてルーラン夫人。 わたしは今年の春、アメリカの美術…

【BOOK】豊かさとは何か? ⑶ ー子どもたちがみたセルビア

『豊かさとは何か』には続編があります。 2003年発刊、同じ岩波新書の『豊かさの条件』。この本では、日本の教育の問題点や、著者が参加しているNGO活動での知見がまとめられています。 * * * 本書の中でわたしが印象的に感じたエピソードは、著者がドイ…

【ART】ジャコメッティとパリを想う ⑵ ーカフェに集う芸術家たち

ジャコメッティはもちろん、はじめからほそながーい作品を制作していたわけではありません。 初期の作品を見ると、キュビスムもあり、シュルレアリスム運動に参加していた時期もあり、そんなふうにしながら、パリにアトリエをかまえ、紆余曲折を経て棒人間ス…

【ART】ジャコメッティとパリを想う ⑴ ー彫刻がまとう空気

先日六本木の国立新美術館で、ジャコメッティ展を見てきました。 ジャコメッティとは、1901年にスイスで生まれ、フランスで活躍した彫刻家です。その作品の特徴は、ほっそながーい棒人間だということ。好き嫌いが分かれそうですが、わたしはとても好きなんで…

【BOOK】豊かさとは何か? ⑵ ー「働き方」への疑問

「働き方改革」が提唱されている昨今ですが、わたしは「働き方」よりも会社の「働かせ方」こそ、抜本的に改革すべきだと思っています。人は増えず・ノルマは減らずで「残業しないで帰ってね」などと言われたら、忖度が暗黙の雇用条件だと知る日本人は、退勤…

【BOOK】豊かさとは何か? ⑴ ーラオスの寺院、ベトナムのサンドイッチ

ちょうど1年近く前、カンボジアを旅していたとき、アラサー日本人美女のSさんと友達になりました。お互い退職して世界をフラフラしている身、すぐに意気投合し、カフェやツアー車のなかで様々な話をしたものです。 そのとき、こんなことを共感し合ったのを…

【ART】アートは見るもの? 否、読むもの!ー怖い絵展

燦々たる日差しのもと、「タイよりは暑くない、インドよりは断然マシ」と唱えながら手ぬぐいで汗をぬぐう今日この頃、ちょっとひんやりするタイトルの展覧会に行ってきました。 「怖い絵展」。 美術書『怖い絵』シリーズの10周年を記念し、著者である作家・…

ブログ開設にあたって

こんにちは、ナオです。 このたび、TRAVELER'S JOURNALというブログを開設しました。 昨年から本年にかけ、約11か月の世界一周旅行をしました。その様子は、TRAVEL NOTEというブログに記したとおりですので、よかったらのぞいてみてください。 その世界一周…

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